戦闘機格納庫 無断撮影?動画公開した慶剛さんとは?

無断撮影 社会

戦闘機格納庫の無断撮影が話題になっています。
自衛隊の航空基地を撮影した映像がyoutubeにあげられ、防衛上まずいのではないか、という話。

でもカメラファンが基地の周囲をうろうろしている姿って、けっこうよく見かけません?
イメージですかね。

とりあえず、どんな状況で撮影されたのか?
問題の動画を探しました。

それと、撮影した慶剛さんという方はどんな方なのでしょう?
情報を集めました。

 

戦闘機格納庫 無断撮影

戦闘機格納庫の無断撮影の問題は、次のようなニュースになっています。

航空自衛隊小松基地(石川県小松市)の格納庫で戦闘機が整備される様子などが無断撮影され、動画投稿サイト「ユーチューブ」に公開されたことが分かった。格納庫は領空侵犯に備えた緊急発進(スクランブル)用で機密性が高い。格納庫前に設置されたコンクリート塀越しに撮影され、同基地渉外室は「敷地外からの撮影を制限する権限はなく、法的責任は問えない」と困惑している。

 動画は約45分間あり7月15日に公開。同5日に撮影したと説明があり、格納庫から緊急発進する戦闘機が映る。また「門外不出の極秘映像。」というテロップが流れ、格納庫に戻った戦闘機の整備風景がアップされる。

 格納庫の前には高さ約3メートルの塀があるが、撮影者は塀外の車上から撮影したらしい。同基地は周辺警備を強化し、撮影行為を見つけたら注意するという。【岩壁峻】

*出典:小松基地「機密」の戦闘機格納庫、無断撮影される 法的責任問えず(毎日新聞) – Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190806-00000046-mai-soci

ポイントは「法的な責任は問えない」という点。
時節柄、法整備したいんだけど、という風にも聞こえます。

確かに防衛上の情報がネットでダダ漏れしていくのはまずいんでしょうね。

 

戦闘機格納庫 無断撮影 動画

問題の動画を探しました。

もう消されたかなと思いましたが、これを書いている今(6日21時頃)もまだyoutubeに上がってました。
本人もよくないと思いながら撮影しているように見受けられました。問題含みですので、ここに埋め込むのはやめておきます。
7月5日 小松基地 訓練 あたりで探すと出てくるかも知れません。
1と2があります。

映像を見た感じでは、やはり鉄道マニアが撮影するのと少し違って、撮影してはダメだという点は理解しながら、撮っている様子。ただ、取り締まる法律はないということなので、そのダメというのもどの程度の拘束力がある禁止なのか、心もとない。事実上、撮り得、みたいになっている面もありそうです。

戦闘機格納庫 無断撮影 撮影者の慶剛さんとは?

アップしたのはハンドルネームで慶剛さん。おそらく撮影したのも同じ方かなと思います。

どういう意図で撮影していたのか、チャンネルを拝見したのですが、自衛隊の航空機や艦船のほか、花火大会やモトクロス映像をたくさん挙げておられます。一般の、趣味で映像を撮影している方かな、と感じました。

撮影歴はかなり長いようで、カラーのリバーサル(スライド)で撮影していたこともあるそうです。
広島県と記載した白のテプラを貼った大きな三脚をもち歩いている、とプロフ欄にはありました。カメラ好きの方なのでしょう。

コメント欄をみると、今回大きな話題になったことで、ちょっとした騒ぎになっています。
ヤフーデビューおめでとう、とか特定はやく、みたいな。

その界隈では、けっこう知られた人のようです。慶剛さんのものと称した車の写真がtwitterにも挙げられています。やや炎上しかけていますね。

『この世界の片隅に』と構図は同じ

この問題、少し前に公開されて話題になった『この世界の片隅に』に出てくるシーンを思い出しました。

戦前、国家機密だった戦艦大和を建設していた呉軍港。ヒロインのすずは絵が好きで、呉軍港近くの風景画を描いていて、捕らえられてしまいます。

すずさんの時代には、機密を守る法律が軍事政権の下で整備されていたのだろうと思います。でもそんなことは知らない庶民は、丘の上から瀬戸内海を見下ろせる風景を、美しいと思って描いてしまう。自然な感情です。

今回の件は、かつての日本と違って、撮影者を取り締まる法律がないこと。そして撮影した動画を世界中に配信する手段を、誰もが手にしている、という点です。それと、決定的に違うのは、すずさんが、それとは知らずに描いてしまったこと、ですね。

いろいろ考えさせられます。

戦闘機格納庫 無断撮影 世間の反応

こちらはwebでの反応
*引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/

 

戦闘機格納庫 無断撮影、動画撮影者〜まとめ

とりあえず、問題の動画はいつまで公開され続けるのか気になっています。

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