井上尚弥VSロマチェンコ が話題になっています。
ボクシングファンがニヤニヤしているのが目に浮かびそう。
対決はほんとうにあるのか?
あるとしたらいつになるのか?
階級の調整はどの程度必要なのか?
このあたり、チェックしたのでシェアします。
井上尚弥VSロマチェンコ
井上尚弥VSロマチェンコのニュースは次のとおり。
*すでにご存知のかたはこの項目とばしてください。
→井上尚弥VSロマチェンコ 対決はいつ?
11月7日に行われるボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝で5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)と激突するWBA&IBF王者・井上尚弥(大橋)。大会後のキャリアに大きな注目が集まる中、大物プロモーターのボブ・アラム氏は将来的にパウンド・フォー・パウンド(PFP)1位でWBA&WBOライト級世界王者のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)と対戦する可能性を明らかにした。米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。
世界最速で3階級世界王者となったロマチェンコは31日にWBCライト級1位のルーク・キャンベル(英国)とロンドンで3団体統一戦に挑む。ロマチェンコやWBA世界ミドル級王者・村田諒太(帝拳)らのプロモーターを務めるアラム氏はロマチェンコが今後、階級を落としていく可能性を明らかにしたという。
「彼はフェザー級の選手だ。135ポンド(ライト級)でボクシングするには余計に食べなければいけないんだ」
08年北京五輪ではフェザー級で金メダリストとなったロマチェンコ。12年ロンドン五輪ではライト級で優勝したが、プロとしてもフェザー級でキャリアをスタート。14年6月に史上最速のプロ3戦目でWBOフェザー級世界王者に輝いていた。米誌「ザ・リング」選定のPFPで1位に君臨する「精密機械」だが、適正体重はフェザー級だという。
「ジャメル・ヘリング、ミゲル・ベルチェット、オスカー・バルデス、カール・フランプトンもいる。数多くの戦いがある。ヘリングは次戦でローチと戦うことになるが、フランプトンが戦いを望むなら、我々は調整することができる」
井上との対戦可能性も言及「イノウエはフェザー級に昇格する可能性もある」スーパーフェザー級とフェザー級の世界的実力者をロマチェンコの将来的な対戦相手として挙げたアラム氏。そして、現在バンタム級を主戦場としているモンスターとロマチェンコというドリームマッチ実現の可能性についても明かしたという。
「彼(イノウエ)は大物なんだ。126ポンド(フェザー級)に昇格する可能性もある。彼はロマチェンコと戦いたいと話しているんだ。ロマには数々の大勝負が待っているんだ」
WBSS優勝後に井上の共同プロモーターとなる可能性を明かしていたアラム氏。井上が将来的にフェザー級に転級した場合、PFP4位の「モンスター」と1位の「精密機械」が激突することもあり得ると言及。「ライト級でそれなりのファイトを実現できなければ、我々は130か126ポンドに下げることになる」とアラム氏は強調したという。
スーパーフェザーかフェザー級が今後の主戦場となるというロマチェンコ。WBSS決勝でドネアを倒すことが最優先だが、ボクシングファンの胸躍るロマチェンコとのPFP頂上決戦がいつの日か実現するかもしれない。
*出典:井上尚弥VSロマチェンコ、夢対決の可能性をアラム氏明かす「ロマに数々の大勝負待つ」(THE ANSWER) – Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190831-00080863-theanswer-fight
井上尚弥は現在WBSSの大一番を控えていますが、この記事はその後の話。
彗星のごとく現れた東洋のファイターに、どんなビッグマッチを設定しようかと大物プロモーターが動いているわけですね。
白羽の矢が立ちそうなのがのワシル・ロマチェンコだ、と報じられました。
ロマチェンコはパウンド・フォー・パウンド(PFP)1位でWBA&WBOライト級世界王者。
パウンドフォーパウンドは、もし階級がなかったら、と仮定した場合の強さを表す指標。
実際に戦えば軽量の選手は不利になりますが、そのハンデを抜きにして戦ったらどうなるか、という点でロマチェンコは1位とされています。実際にWBAとWBOのライト級王者でもある。
もし井上尚弥と対決となれば、これは見応え十分ですが、階級はどうするのか?
これはもう少し後でふれます。
井上尚弥VSロマチェンコ 対決はいつ?
ボクシングファンにとってはたいへん楽しみな対戦カードが設定されそう。
実際に対決するのはいつになるのか、早く知りたいですね。
ただ、報道はまだ、二人の対決の可能性に言及された段階。先述したとおり井上尚弥はいまWBSSに集中している段階ですから、いつになるのか、その期日はあれこれするのは気が早い段階です。
ただ、何もないところでこんな話は出ない、と思います。
こうしたリークをして、ファンの反応を見ているのではないでしょうか?
そして脈があれば、WBSSの決勝の結果を受けて、何らかの動きがあるのかな、という気がします。
一番いいのは、WBSSで井上尚弥がドネアに完全勝利。次なる強者を求めている、という構図ができたところに、階級をあげてロマチェンコと戦う、という格好なんじゃないかな。もともと井上尚弥のパンチの破壊力はズバ抜けていると言われています。
井上尚弥VSロマチェンコ 階級の調整を理解しよう!
もしロマチェンコに挑戦するとなれば、井上尚弥は上の階級にあがって戦うことになります。
井上尚弥はバンタム級。
ロマチェンコはライト級王者ですが、もとはフェザー級。
お互いに調整が必要ですが、ボクシングファンでも、にわかな私などはどのくらいの調整が必要なのか、すぐにはピンときません。
なので表でおさらいをしてみました。
こちらがボクシングの階級表です。
階級 | 体重 |
---|---|
ヘビー級 | 90.72kg以上 |
クルーザー級 | 90.72kg 以下 |
ライト・ヘビー級 | 79.38kg 以下 |
スーパー・ミドル級 | 76.20kg 以下 |
ミドル級 | 72.57kg 以下 |
スーパー・ウエルター級 | 69.85kg 以下 |
ウエルター級 | 66.68kg 以下 |
スーパー・ライト級 | 63.50kg 以下 |
ライト級 | 61.23kg 以下 |
スーパー・フェザー級 | 58.97kg 以下 |
フェザー級 | 57.15kg 以下 |
スーパー・バンタム級 | 55.34kg 以下 |
バンタム級 | 53.52kg 以下 |
スーパー・フライ級 | 52.16kg 以下 |
フライ級 | 50.80kg 以下 |
ライト・フライ級 | 48.97kg 以下 |
ミニマム級 | 47.62kg 以下 |
これを見ると、二人の間には
ライト級(ロマチェンコの現在の階級)
スーパーフェザー級
フェザー級
スーパーバンタム級
バンタム級(井上尚弥)
と、かなりの開きがあることがわかります。
間をとると「フェザー級」になりますが、ロマチェンコはもともとフェザー級。
一方の井上尚弥は、もともとは現在のバンタム級より三段階も軽いライトフライ級で戦ってきた選手です。
現状での間をとってフェザー級で戦うとなると、けっこう井上には逆風のような気がしますが、どうなるのでしょう。
井上尚弥VSロマチェンコ 世間の反応
こちらはwebでの反応
*引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/
パッキャオやメイウェザーも階級を上げるごとKOできなくなっていったし井上尚弥も上げ続けるような考えは持たなくてもいい
その時のベストの階級で最高のファイトを見せる事がファンにとっては最高だ
しかし、現時点では あまりにも無理な話であって
実現する可能性は薄いし ロマの方が それまで
全盛期ではないにしろ 王者で居れるかも微妙。
何年先の話をしてるのかは アラム氏にしか分からないから 井上は ドネアに勝って 次 階級上げるのか?
そのへんが アラム氏の元と契約したら 厄介な事に
なり得る。井上本人の希望とは かけ離れた試合になる
可能性もあります 正直、ネリとか どうでも良い!
個人的には 5階級制覇は狙えると思うので
方向性だけは、しっかり見極めて欲しいですね。
見たいけど、無理させて身体を壊す試合はする必要ない。
お互いに無理がなく体を作れるのならば当然見たいですけどね。
が、万一にも実現する可能性がある事には興奮する。
井上尚弥VSロマチェンコ,対決はいつ?階級の調整を理解しよう!〜まとめ
ファンの間でもこの階級差を考えるとどうかな、という意見がありますね。
確かに興行優先で無理なウエイト調整はして欲しくないな、と自分も思います。
が、見てみたい、という気持ちも禁じ得ない。
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