段差スロープ設置の違反例がネットで話題になっています。
道路と自分の敷地の境目に段差があるので段差スロープを置いている、という人は多いのではないでしょうか?
ホームセンターなどで手軽に手に入りますし、自転車や車椅子で出入りする際、ちょっとしたバリアフリーがわりに使っている、という人もいるでしょう。
ところがこれが法律にふれる可能性があるのだとか。
ニュースを見た上で、みなさんどんな風にこのニュースを受け止めているのか、反応も知りたいですよね。
段差スロープ設置 違反例
段差スロープ設置 違反例のニュースは次のとおり。
*すでにご存知のかたはこの項目とばしてください。
→段差スロープ設置 違反例 みんなの反応
道路で見かける「段差スロープ」 違反となる設置例とは
街でよくみかけるものとして、駐車場などの段差を解消する「段差スロープ(駐車スロープ)」があります。しかし、段差スロープは使い方によって違反となる場合があるというのですが、どういうことなのでしょうか。
道路上に段差スロープを設置するのは違反か
段差スロープは、ホームセンターをはじめさまざまな場所で購入できる屋外用品で、乗用車の重量にも耐える設計の製品も存在します。
しかし、段差スロープを車道と歩道の段差を埋めるために道路で使用する行為は、道路法第43条2号で禁止されている「みだりに道路に土石、竹木等の物件をたい積し、その他道路の構造又は交通に支障を及ぼす虞(おそれ)のある行為をすること」に該当することから、違法です。
実際に販売されている段差スロープにおいても、道路での使用は違反行為であるためおこなわないよう、注意書きがされている場合もあります。
川崎市・建設緑政局道路管理部路政課は、道路からの段差スロープ撤去を呼びかける理由について次のように説明します。
「段差スロープを道路で使用することによって、自転車やバイクの転倒事故の原因となるおそれがあるほか、道路の排水機能が低下する原因となることも考えられます。
そういったこともあり、段差スロープや、同じ目的で設置される鉄板などについて、自宅前の段差をはじめとした道路上に設置することはやめていただくようお願いしています」
川崎市をはじめ、各地方自治体は段差スロープを公道に設置しないよう呼びかけています。
*出典:なぜ全国で違反行為広がる? 駐車スロープ設置は道路法違反の可能性も(くるまのニュース) – Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190906-00174867-kurumans-bus_all
勝手にスロープを置いた時のデメリットとして、
自転車やバイクの転倒事故の原因
道路の排水機能の低下
が具体的なものとして挙げられています。
確かに、段差スロープのなかには樹脂製でとても軽く、すぐに動いてしまうものもあります。
車で踏むと反動で飛び跳ねて、あらぬところへ移動してしまうことも。
こう考えると、デメリットというより危険な面もありそうです。
ネットではこのニュース、どんな風に受け止められているのでしょう?
段差スロープ設置 違反例 世間の反応
こちらはwebでの反応
*引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/
もうすぐあなたの街にも…
とはいえ車椅子やらシニアカーお持ちの方々には救済措置はあっても良いかな。
排水路を邪魔して水が溜まる、道幅狭く、自転車・原付が転倒した場合には、不法行為による「損害賠償請求」の可能性もありますね。
何か起こらない限り、すぐ問題になることはないでしょうが、起こると厄介ですね。
お手軽に設置したくなる気持ちは分かります。
これを目の当たりにしたことある。
お店の前に設置してあったスロープを、お客の車が出る際に車道側に押し出してしまったらしく、それにバイクが乗り上げて3台続けて転倒してた。
日が暮れてからで、私はバイクが転倒したから近づいて理由に気付いたのですが、とても危険だと思いました。
交通量の多い道だけど幸い車が通ってなくて、もし車が通ってたら突然倒れたバイクを避ける事はできなかったでしょう。
後日、そのお店はそのスロープを撤去して段差をなくす工事をしてました。
でもさ、何故これがこれだけ流通しているのか?と言えば、結局切り下げの工事費が不透明な上に、いざ工事をしてもらおうと思って調べるとかなり高額だからじゃないのかな?と思う。
もちろん、工事をする道路の規模によっても違ってくるとは思うが(国道、市道、私道でかなりの差がある)信じられないぐらい高い。
行政はそういう面にももっと気を配ってもらいたい。
本来、歩道側を切り込んで出入り口を作るべきですが、歩道幅が狭い場合、植樹帯がない場合、歩道が波打って移動しづらくなります。一時停車の自転車も傾きますね。スロープの傾斜にも最急勾配の規定があります。
車道側のブロック設置は、安価なプラスチックを置く方がいますが、車輪が載ると、すぐに割れます。ぜひ、ゴム製を。また、ブロックの両端部は専用スロープ付きブロックを置いて、自転車に衝撃を与えない配慮がほしいですね。
他の方が書いていますが、車道と歩道の間に段差を設けるが多いのは、道路構造令解説の例示図が段差有りになっているためと思います。現地の事情に疎い設計者が固定観念を持ってしまい、段差有りを正解と決めつけてきた歴史があります。勉強してほしいですね
でも、高額なので、出入りするのに一番短絡的な方法がスロープなのです。
しかし、自転車やバイクが通る空間がそこになっており、スロープがあると車道側にはみ出てくる、最悪、スロープに引っかかり転倒するので、スロープは危険と判断され違反となっています。
私の家の前で道路工事が行われた時に駐車スペースがない場所は縁石が付けられましたが道路との段差はほぼ無い状態です。
例えばコンビニ駐車場、ドブのフタ、道路。ここに段差が生じる場合は自転車での走行時、僅かな段差にタイヤが取られ危険です。
点字ブロックの上に駐車する、勝手に家庭菜園を始める、アーケードありの商店の一部はほぼ個人の庭になっていて屋根の下に観葉植物など掛けたり植木鉢を大量に置いていて通行しにくい場所もある。飲食店では業者回収の大型のゴミ箱が歩道側にある場所がある。自分の土地のように利用していても規制されない。警察に注意すらされない場所はいくらでもある。
雨桝を塞いで道路の排水を悪くしたり、汚水桝を塞いでるがために掃除出来なかったり。。。
違反車の取り締まりも一定の抑止力はあるかもしれない。
でも実際の多くは事故のない安全な道で善良な市民を犯罪者に仕立て上げる姑息なものが多い。
そしてその法律の改正自体長い年月議論されてすらいない。
昭和の法律を未だに適用すること自体が無理がある。
あの頃とは生活環境も、車両の性能や数も、全く違う。
今回の場合は良いケースと悪いケースもあるだろうから判断が難しいように思う。
夜とかけっこう怖いんだよね。
ただ、これもそうだが、商店が平然と植栽を道路に並べたり、
飲食店などが平然と公道にテーブルやいすを並べて商売している例も多い。
こっちのほうが、はるかに邪魔だし危険。
数十年前に、自動販売機が公道にはみ出しているのが問題になって
取り締まりが行われたのと同時に、企業が自動販売機の形状に
改良を加えたことがあったが、
事故の原因になる要因はどんどん取り締まって排除すべし。
例えば出入口の関係から乗り入れが隣り合った2箇所になる場合に、両方の乗り入れを繋げれば広くて通りやすくなるのに、2箇所に分断してそれぞれは狭くて通りにくいとか。
現実は道路管理者は目に余るものに注意をしていると思います。
公道にものを置くのは違法で必要ならば許可をとるべき。
道路管理者に相談すると段差解消の工事の許可をくれる場合もあります。勝手にやると現状復帰をさせられます。
こうなった場合には、莫大な補償金が発生する。
単に行政は見て見ぬ振りが圧倒的に多いようであるが、改善するよう忠告すべきである。
トラブルのもとになるし、そうなれば本末転倒。
車イスやシニアカーが前提にない時代に作られた法律なら再検討し直すべきなのでは?
インターネットや児童虐待など、時代にミスマッチな法律が多くてイライラする。政治家はもう少し真剣に国民の方を向いて仕事をしてもらいたい。
段差スロープ設置 違反例、みんなはどう思う?〜まとめ
スロープについてはみなさん、それぞれの立場から思うところがあるようで、コメントがかなり賑わっています。
いつもより多めに集めてみたのですが、これでもほんのごく一部でした。しかもコメントの文字量が多いですよね。意見が“濃い”あらわれかと思います。
段差スロープ、言われてみれば微妙な問題です。もっと簡単に、安全な仕様のものを設置する仕組みを整備したほうがいいのかもしれませんね。
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